ブックタイトル青葉山植物図鑑

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概要

青葉山植物図鑑

アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論リリンドウ特 徴 多年草で、草丈は20 ~ 60cm になる。茎は中空で直立または斜上する。葉は対生し茎を抱き、披針形で顕著な3脈があり、全縁。花期には、茎頂や上部の葉腋に青紫色または紅紫色の花を上向きに開く。生薬名 龍リュウ胆タン(根と根茎 局※)効 用 漢方処方では、苦味健胃薬として消化器官の充血・炎症の他、尿道炎、リュウマチなどの改善に応用される(竜胆瀉肝湯、疎経活血湯など)。民間では食欲不振、胃酸過多、腹痛などの胃腸疾患に用いられ、1日量2~3g を煎じて3回に服用する。調製法 秋に地上部が枯れた頃根部を掘りとり、水洗い後、細長い根を揃えて乾燥する。※ 【日局】 竜胆 本品はトウリンドウG e n t i a n a s c a b r a B u n g e 、Gentianamanshurica Kitagawa又はGentiana triflora Pallas(Gentianaceae)の根及び根茎である。利用部位根と根茎和名 竜胆分布 本州、四国、九州生育地 山野や丘陵地、観賞用や切花用に栽培もされる。薬用部位 根と根茎花期 秋~初冬(9~ 11 月)リンドウの生薬開花期リンドウ科リンドウGentiana scabra Bunge var. buergeri (Miq.)Maxim. ex Franch. et Sav.