ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論ヨヨモギ特 徴 多年草で茎は多数分枝し、草丈は50 ~ 100cm になる。葉は互生し、楕円形羽状中から深裂し、裂片は2~4対。葉の上面は緑色で、下面は綿毛を密生し白色を帯びる。花期には茎の上部に円錐花序をつけ、淡褐色で小型の頭状花を多数開く。生薬名 艾ガイ葉ヨウ(葉及び枝先 局※)効 用 収斂性止血・鎮痛薬として、婦人の漏下、妊娠中の下血、腹痛などに応用する。1日量5~ 20g を煎じて3回に服用する。またモグサの製造原料とする。浴湯料として用い、切り傷には生の葉汁を塗布する。調製法 5~7月に採取し、刻んで風通しのよい所で陰干しする。※ 【日局】 本品はヨモギArtemisia princeps Pampanini 又はオオヨモギArtemisia montana Pampanini( Compositae)の葉及び枝先である。利用部位葉及び枝先和名 蓬分布 本州、四国、九州生育地 山野や路傍薬用部位 葉及び枝先、葉の繊毛(温灸艾)花期 夏?秋(9?10 月)ヨモギの生薬旺盛な生育期キク科ヨモギArtemisia indica Willd. var. maximowiczii (Nakai)H.Hara