ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論ヤヤブツバキ特 徴 常緑高木で樹高は3~6m になり、数多くの園芸品種のもととなった種類である。葉は厚く光沢があり、楕円形または卵形長楕円形で先は短く急に尖る。花期には枝先に1~2花を開き、5弁花で通常紅色。雄しべは合着して筒状となり、花後花弁と一体となって落下する。果実は径3~5cm の球形で果皮が厚く、熟すと開裂して大型褐色の種子が露出する。生薬名 椿ツバキ油ユ(種子から得た脂肪油 局※)、山サン茶チャ花カ(花)効 用 椿油は軟膏などの基礎剤の他、食用や化粧料の原料とされる。花は滋養・強壮の作用があり、乾燥した花5~ 10g を水600mL で煎じて1日数回に服用する。調製法 開花直前の花、またはつぼみを採取し、水洗いして陰干しにする。種子は機械で絞り、脂肪油をとる。※ 【日局】 椿油 本品はヤブツバキ( ツバキ)Camellia japonica Linne(Theaceae)の種皮を除いた種子から得た脂肪油である。利用部位種子から得た脂肪油花和名 藪椿分布 太平洋側の暖地生育地 丘陵薬用部位 脂肪油、花花期 早春(2?4月)ヤブツバキの生薬開花期ツバキ科ヤブツバキCamellia japonica L.果実