ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論ホボタン特 徴 落葉低木で、樹高は50 ~ 180cm になる。葉は互生し羽状複葉で大きい。様々な品種改良がなされ、花期には、若枝の端に1個ずつつけ、白・紅・紫・黄色などの大形の花が咲く。花弁は通常8枚であるが、重弁や二段咲きなど多くの園芸品種があり、寒牡丹もある。生薬名 牡ボ丹タン皮ピ(根皮 局※)効 用 漢方処方用薬であり、消炎・鎮静・鎮痛・駆く お血けつ作用があり、婦人病や下腹部、下肢、腰部の化膿症に用いられる薬方に配合される(大黄牡丹皮湯、腸癰湯、桂枝茯苓丸など)。調製法 4~5年生の株を10 月頃掘り採り、水洗後4~5日日干しにした後、木芯を除き、皮のみを日乾する。※ 【日局】 牡丹皮 本品はボタンPaeonia suffruticosa Andrews(Paeoniamoutan Sims)(Paeoniaceae)の根皮である。本品はペオノール1.0%以上を含む。利用部位根 皮和名 牡丹分布 中国原産生育地 観賞用や薬用として栽培される。薬用部位 根皮花期 晩春(5月頃)ボタンの生薬開花期ボタン科ボタンPaeonia suffruticosa Andrews