ブックタイトル青葉山植物図鑑
- ページ
- 75/268
このページは 青葉山植物図鑑 の電子ブックに掲載されている75ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 青葉山植物図鑑 の電子ブックに掲載されている75ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
青葉山植物図鑑
アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論ヘベニバナ特 徴 二年草で、草丈は40 ~ 130cm になる。茎は円筒形で硬く上部で多数分枝する。葉は互生し広披針形で、葉縁は不整の欠刻状鋸歯がある。総包と上部の葉は成熟するにつれてとげ状となる。花期には、茎頂にアザミに似た形の頭花をつける。頭花は管状花が多数集まり、初め鮮黄色でやがて赤色に変わる。生薬名 紅コウ花カ(管状花 局※)効 用 通経、浄血薬として、婦人病、冷え症、更年期障害などの血行障害の治療に用いられる。1日量3~5g を煎じて服用する。種子はsafflower oil の主原料とし、これから抽出したリノール酸をコレステロール低下薬とする。また食用色素としても用いられる。調製法 開花期に赤くなった管状花だけを採取して、風通しのよい場所で陰干しにして乾燥する。また、水洗して黄色色素を大部分を除いたもので、ときに圧搾して板状とし乾燥する(板紅花)。※ 【日局】 紅花 本品はベニバナCarthamus tinctorius Linne(Compositae)の管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除いたもので、ときに圧搾して板状としたものである。利用部位管状花和名 紅花分布 エジプト原産とされる。生育地 畑地に栽培される。薬用部位 頭花花期 初夏(6?7月)開花期キク科ベニバナCarthamus tinctorius L. var. spinosus Kitam.ベニバナの生薬