ブックタイトル青葉山植物図鑑
- ページ
- 73/268
このページは 青葉山植物図鑑 の電子ブックに掲載されている73ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 青葉山植物図鑑 の電子ブックに掲載されている73ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
青葉山植物図鑑
アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論ヒヒナタイノコズチ特 徴 多年草で、草丈は50 ~ 100cm になる。茎の断面は四角形を呈し、節は赤みを帯びやや膨らむ。葉は対生し楕円形または広卵形で、先は鋭尖形、葉縁は波状となる。花期には、上部の葉腋から穂状花序を伸ばし緑色の小花を開く。基部の付属体は円形で薄膜質、長さ0.5mm 程である。同属のヒカゲイノコズチは、毛が少なく小苞の基部の付属体が長さ0.6 ~1mm と大きい。生薬名 牛ゴ膝シツ(根 局※)効 用 漢方処方用薬:通経、利尿、筋骨を強める作用があり、婦人科疾患、関節痛、神経痛、足腰の筋肉の萎弱や疼痛、化膿性のはれものなどを治療する薬方に配合される(折衝飲、牛車腎気丸、疎経活血湯など)。調製法 9~ 11 月に根を採取して日乾する。※ 【日局】 牛膝 本品はヒナタイノコズチAchyranthes fauriei LeveilleetVaniot 又はAchyranthes bidentata Blume(Amaranthaceae)の根である。利用部位根和名 日向猪子槌分布 本州、四国、九州生育地 路傍や荒地に多い。薬用部位 根花期 夏?初秋(8?9月)開花期ヒユ科ヒナタイノコズチAchyranthes bidentata Blume var. fauriei (H.Lev.et Vaniot)ヒナタイノコズチの生薬