ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論ニニガキ特 徴 落葉小高木で、樹高は6~ 15m、直径は40cm ほどになる。樹皮は暗褐色~帯紫黒褐色でなめらか。葉は互生し、奇数羽状複葉。小葉は5~6対で長卵形あるいは卵状披針形で先は長く尖り、縁に鋸歯がある。花期には、本年枝の葉腋から集散花序を出し、黄緑色の花を多数つける。核果は楕円形で種子を1個ずつもち、成熟すると黒色を呈する。茎や葉に強い苦味がある。生薬名 苦ク木ボク(樹皮を除いた材 局※)効 用 苦味健胃薬として下痢、胃腸炎、消化不良に用いられる。1日量5~ 10g を煎じて服用する。調製法 6~7月頃、小枝と樹皮を除いて輪切りにし日乾する。※ 【日局】 苦木 本品はニガキPicrasma quassioides Benne(t Simaroubaceae)の木部である。利用部位樹皮を除いた材和名 苦木分布 日本各地生育地 山地薬用部位 樹皮を除いた材花期 春(4~5月)ニガキの生薬樹形ニガキ科ニガキPicrasma quassioides (D.Don) Benn.葉の状態