ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論トトチュウ特 徴 落葉高木で、樹高は15 ?20m に達する。樹皮は暗褐色でがさがさしており、樹皮、葉、果実を折ると少し強靭な銀白色の糸を引く。葉は互生で短い柄があり、長楕円形で先端と基部が尖り、鋸歯がある。花は単性で雌雄異株。葉と同時に若い枝の葉腋に小さな花をつける。果実は長楕円形で扁平、周りに翼があって先端は浅く分離する。生薬名 杜ト仲チュウ(樹皮 局※)、杜仲葉(葉)効 用 強壮・強精・鎮痛薬として精力の衰えたもの、腰痛、足膝軟弱、胎動流産などに応用される。1日量5?10g を煎じて3回に服用する。葉は健康茶として飲用する。調製法 15 ?20 年以上経た木を選んで、4?6月頃樹皮を剥ぎ取り日乾する。※【 日局】 杜仲 本品はトチュウEucommia ulmoides Olive(r Eucommiaceae)の樹皮である。利用部位樹 皮 葉和名 杜仲分布 中国中部原産生育地 薬木として栽培される。薬用部位 樹皮、葉花期 春(4月頃)トチュウの生薬果実期トチュウ科トチュウEucommia ulmoides Oliv.葉の状態