ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論トトチバニンジン特 徴 多年草で、草丈は60cm 位になる。根茎は地中を長く横に這い節があり、節ごとに茎のついていたあとが残る。茎は単一に伸長し、葉はトチに似た手のひら状の複葉で、数枚が輪生する。花期に茎頂から長い花柄を出して、淡黄緑色の小花を球状につける。花後によく目立つ赤色球形の果実を結ぶ。生薬名 竹チク節セツ人ニン参ジン(根茎 局※)効 用 怯痰・解熱・健胃・強壮作用があり、人参の代用とする。新陳代謝機能亢進の作用は人参より劣るが、怯痰・健胃作用は勝る。1日量2?4g を煎じて3回に服用する。調製法 秋に地上部が枯れた頃根茎を掘りとり、蒸して直ちに日乾する。※ 【日局】 竹節人参 本品はトチバニンジンPanax japonicus C. A. Meyer(Araliaceae)の根茎を、通例、湯通ししたものである。利用部位根 茎和名 栃葉人参分布 全国各地生育地 山地の樹下薬用部位 根茎花期 初夏から夏トチバニンジンの生薬根茎の状態ウコギ科トチバニンジンPanax japonicus (T.Nees) C.A.Mey.果実期