ブックタイトル青葉山植物図鑑

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概要

青葉山植物図鑑

アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論トドクダミ特 徴 多年草で、草丈は20 ?60cm になり全体に特有な臭気がある。繁殖力が強く、ちぎれた地下茎からでも繁殖する。花期に茎頂から花柄を伸ばし、白い花弁のような4枚の総苞片のある棒状の花序をつけ淡黄色の小花を密生させる。生薬名 十ジュウ薬ヤク(花期の地上部 局※)、重薬効 用 整腸・利尿・緩下・解毒・消炎作用があり、便秘、淋疾。尿道炎、動脈硬化予防、高血圧症などに用いる。1日量10 ?15g を煎じて3回に服用する。水虫その他の皮膚病に生の葉をもんでつける。蓄膿症に生の葉を丸めて鼻の穴にいれるとよい。調製法 開花時に地上部を刈り採り、刻んで陰乾する。※ 【日局】 十薬 本品はドクダミHouttuynia cordata Thunberg(Saururaceae)の花期の地上部である。利用部位花期の地上部和名 ?草分布 全国各地生育地 住宅周辺や路傍などの半日陰地薬用部位 地上部花期 初夏(5 ~ 7 月)ドクダミの生薬開花期ドクダミ科ドクダミHouttuynia cordata Thunb.園芸用に八重や斑入りの種類も売られている