ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論セセンブリ特 徴 二年草で、発芽した年は小さな根生葉を地面に平行に出すだけであるが、2年目になると茎を伸ばし草丈20 ~ 30cm になる。茎は四角形で暗紫色を帯び分枝する。葉は対生し細長い線形、全縁で先は尖る。花期には、枝先と葉腋に白色で紫色の条線のある花を多数円錐花序につける。生薬名 当トウ薬ヤク(開花期の全草 局※)効 用 苦味健胃剤として胃腸病・下痢・腹痛・消化不良・食欲不振などに用いる。1日量0.3 ~ 1.5g を煎じて3回に服用する(胃腸病・下痢・腹痛・消化不良・食欲不振)。ぬけ毛・脱毛にアルコール浸液(全草5g +アルコール100mL)を塗布する。日局苦味チンキ原料。調製法 10 月頃採取し、手早く乾燥する。※ 【日局】 当薬 本品はセンブリSwertia japonica Makino(Gentianaceae)の開花期の全草である。本品は定量するとき、換算した生薬の乾燥物に対し、スウェルチアマリン2.0%以上を含む。利用部位全草和名 千振分布 日本各地生育地 日当りのよい草地薬用部位 全草花期 秋~初冬(9~ 10 月)開花期リンドウ科センブリOphelia japonica (Schult.) Griseb.センブリの生薬栽培