ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論シシャクヤク特 徴 多年草で、草丈は50 ~ 90cm になる。根は狭紡錘形か円柱状に肥大する。葉は2回3出複葉で、小葉は披針形から卵形で、ときに2~3裂する。花期には分岐した茎頂に大型の花を1~3個開く。多くの品種改良がなされ白、桃、赤など花色は多様で八重咲き等の園芸品種がある。生薬名 芍シャク薬ヤク(根 局※)効 用 漢方処方薬で、収斂・緩和・鎮痙・鎮痛薬として筋肉痙攣、腹痛、胃痙攣、頭痛、婦人病などに用いられる(芍薬甘草湯、当帰芍薬散など)。日本での年間使用量が1000t を超す重要な生薬でもある。調製法 3~6年目の根を9月下旬に掘りとり、水洗して外皮を剥ぎとり日乾する。熱湯で20 分間位煮沸して乾燥したものを真芍という。又外皮を剥がずに乾燥したものを赤芍という。※ 【日局】 芍薬 本品はシャクヤクPaeonia lactiflora Pallas(Paeoniaceae)の根である。本品は定量するとき、換算した生薬の乾燥物に対し、ペオニフロリン2.0%以上を含む。利用部位根和名 芍薬分布 中国原産生育地 庭園などで栽培される。薬用部位 根花期 初夏(5月頃)開花期ボタン科シャクヤクPaeonia lactiflora Pall. var. trichocarpa (Bunge)Stearnシャクヤクの生薬