ブックタイトル青葉山植物図鑑

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概要

青葉山植物図鑑

アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論ササフラン特 徴 江戸時代の文久末期に渡来し、広く栽培される多年草。地下に球茎があり、葉は細長い線形で松葉状、花後に著しく生長する。秋に、短い葉の間に淡紫色の優雅な花を開く。花は漏斗状で花筒は細長く、花被片は6枚、雄しべ3本、雌しべ1本であるが、雌しべの花柱は深く3つに分れ、鮮かな赤色をしている。生薬名 サフラン(柱頭及び花柱上部 局※)。蔵ゾウ紅コウ花カ、蕃バン香コウ花カとも称する。効 用 婦人薬の代表的なもので、鎮静・通経・鎮痛・鎮静薬として生理痛、月経不順、ヒステリーなどに用いる。1回量 サフラン8~ 10 本に熱湯を注ぎ服用する。又、食品の香味料・着色料として使われる。調製法 盛花期の10 ~ 11 月に当日開花したものの花柱を採取し乾燥する。※ 【日局】 本品はサフランCrocus sativus Linne(Iridaceae)の柱頭である。利用部位花和名 ?夫藍、?夫藍分布 西南アジア原産生育地 観賞用に栽培される。薬用部位 柱頭及び花柱上部花期 秋(10 ~ 11 月)サフランの生薬開花期アヤメ科サフランCrocus sativus L.