ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論コゴボウ特 徴 日本で野菜として栽培される越年草。肥えた土地には雑草化する。草丈は1.5m 位。多肉の主根が真っ直ぐに地下に伸び、品種によっては40 ~ 150cm になる。根生葉は束生する。花期には、アザミに似た総苞にとげのある紫色まれに白色の頭花をつける。主根をはじめ、若芽や葉柄も食用にするのは日本だけといわれる。生薬名 牛ゴ蒡ボウ子シ(果実 局※)、悪アク実ジツ(果実)、牛ゴ蒡ボウ根コン(根)効 用 牛蒡根は食欲増進、胆汁分泌促進、発汗利尿に効き目があるとされていて、適量を煎じて服用する。牛蒡子は抗菌作用、血糖降下作用、血管拡張作用、弱い利尿、瀉下作用などがあって、かぜの熱、せき、扁桃腺炎などに1日6~ 10g を煎じるか、少し炒って粉末にして3回に分けて服用する。調製法 牛蒡根は2年以上の株を掘り取り、水洗いして天日でよく乾燥させる。悪実(牛蒡子)は、夏から秋に成熟した果実を天日でよく乾燥して、種子を取り出す。※ 【日局】 牛蒡子 本品はゴボウArctium lappa Linne(Compositae)の果実である。利用部位果 実 根和名 牛蒡分布 ユーラシア大陸原産生育地 畑地で栽培される。薬用部位 果実花期 夏(6~7月)ゴボウの生薬生育期キク科ゴボウArctium lappa L.開花期