ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論コゴシュユ特 徴 薬用目的で栽培される落葉小高木で、樹高は2.5 ~5m で幹は多くの枝を出す。葉は奇数羽状複葉で対生し、小葉は5~ 11 個、楕円形で先端は尖り全縁。雌雄異株であるが日本には雄株がなく、果実はなっても種ができない。地下茎で繁殖する。花期には、枝先に散房花序をつけ、淡緑白色の小花を密生する。果実は蒴果で扁球形、先端には花柱が残っていて、直径5~8mm、赤褐色で油腺があり、全体に特有の香りがある。生薬名 呉ゴ茱シュ萸ユ(果実 局※)効 用 漢方処方用薬で、温補の健胃鎮痛利尿作用があり胃内停水、胸満、嘔吐、冷え性、頭痛を改善する薬方に配合される(呉茱萸湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、温経湯など)。調製法 夏から秋にかけて未熟果実を採集し、果柄を除き日干しにする。※ 【日局】 呉茱萸 本品はゴシュユ Euodia ruticarpa Hooker filius etThomson (Evodia rutaecarpa Bentham)、Euodia officinalis Dode(Evodia officinalis Dode)又はEuodia bodinieri Dode( Evodia bodinieriDode)(Rutaceae)の果実である。利用部位果 実和名 呉茱萸分布 中国の遼寧省から湖北省原産生育地 日当たりのよい山地薬用部位 果実花期 夏(8月)ゴシュユの生薬果実ミカン科ゴシュユTetradium ruticarpum (Juss.) T.G.Hartley開花期