ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論ココウホネ特 徴 多年生の水性植物。根茎は太く白色で水底の泥中を横に這う。葉は円柱形の柄があり水面を抜き出て葉を出す、葉身は長卵形、基部は矢じり形になる。花期には、根茎から伸びた花柄に1個頂生し黄花を上向きに開く。和名河骨は川に生え根茎が白骨のように見えるのでいう。生薬名 川セン骨コツ(根茎 局※)効 用 浄血薬として産前・産後、月経不順、血の道症などに応用し、また鎮静薬として婦人の神経興奮状態のときなどに応用する。その他、体力増進薬として疲労回復等に用いる。1日量5~ 10g を煎じて服用する。生の根茎をすって小麦と一緒によく練ったものは乳腺炎の患部に外用するとよい。調製法 10 ~3月に根茎を掘り採り、ひげ根を除いて約30cm に切り、それを2つに割って乾燥する。※ 【日局】 川骨 本品はコウホネNuphar japonicum De Candolle(Nymphaeaceae)の根茎を縦割したものである。利用部位根 茎和名 河骨、川骨分布 日本各地生育地 小川、溝、池沼薬用部位 根茎花期 夏(6~9月)コウホネの生薬開花期スイレン科コウホネNuphar japonica DC.自生地の様子