ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論キキク特 徴 多年草で草丈は約80cm となる。地下茎は横に這い、茎は叢生(そうせい)する。葉は柄があり、5中裂し裏面には淡緑色の丁字状毛がある。柄の基部に葉状の仮托葉が目立つ。花期には、上部が分枝してまばらな散房状の花序となり、頭花を開く。舌状花は普通黄色であるが、白色のものもある。生薬名 菊キク花カ(頭花 局※)効 用 漢方処方用薬では、解熱・鎮痛・鎮静・明目作用があり、眼疾患・精神疾患を改善する目的で釣藤散、清上痛湯などに配合される。また近年では血圧降下作用のあることが明らかになり、動脈硬化、高コレステロール症などに金銀花を配して応用している。調製法 花期に採取し、選別して乾燥する。※ 【日局】 本品は1)キクChrysanthemum morifolium Ramatulle 又は2)シマカンギクChrysanthemum indicum Linne(Compositae)の頭花である。利用部位頭 花和名 島寒菊分布 本州近畿以西、四国、九州生育地 日当たりのよい草地薬用部位 頭花花期 秋から初冬(10 ~ 12 月)キクの生薬シマカンギクの開花期キク科キクChrysanthemum indicum Linne