ブックタイトル青葉山植物図鑑

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概要

青葉山植物図鑑

高浜町の有毒植物各論レレンゲツツジ特 徴 落葉低木で、樹高は1~2m になる。枝は輪生状に分枝する。葉は互生し、倒披針形または長楕円形で光沢がなく質はやや薄い。花期には、葉と同時に朱橙色の花を開く。有毒で家畜が食べず、放牧地や富士、浅間、八ガ岳などの山麓にある大群落は有名。黄、橙黄、紅花と改良された品種は多い。毒 性 葉と花、根に有毒成分が含まれる。葉には、グラヤノトキシンⅠ、花にはロドヤポニンⅠ~Ⅲ、根皮にスパラッソルが含まれる。グラヤノトキシンは運動神経を麻痺し、歩行失調、呼吸麻痺を起こす。誤って飲用すれば頭痛、嘔吐、痙攣を起こす。和名 蓮華躑躅分布 日本各地生育地 高原や原野、観賞用に栽培もする。有毒部位 葉、花、根皮花期 春(5~6月)開花期葉 花 根 皮ツツジ科レンゲツツジRhododendron molle (Blume) G.Donsubsp. japonicum (A.Gray) K.Kron有毒部位