ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
高浜町の有毒植物各論フフサフジウツキ/ホウチャクソウ特 徴 落葉低木で、樹高は1~2m になる。葉は対生し、短い柄があり長楕円形。葉縁には小さく低い鋸歯がある。花は枝先に10 ~ 20cm の花序を出し、小さな筒形の花を多数つける。花冠は長さ約1cm で淡紫色。園芸品種が多くあり色も白、ピンク、紅、濃紫色など多様である。生薬名 酒シュ薬ヤク花カ(枝葉、根皮)毒 性 株全体にセスキテルペノイドのブドレジンのほかフラボン配糖体のアカシインが含まれる。ブッドレジンは魚毒作用があり、誤って食べると胃痛や痙攣を起こす。和名 ブッドレア分布 中国原産生育地 観賞用に栽培される。有毒部位 全株花期 夏(6~9月)開花期特 徴 多年草で、茎は上部で分枝し、草丈30 ~ 60cmになる。葉は互生し、長楕円形~広楕円形で先は尖り、表面は光沢がある。花期には、枝先に淡緑白色の花が1~2個垂れ下がってつく。花披片は長さ2.5 ~3cm で筒状に集まる。花被片の基部はふくらみ、上半部は緑色が濃い。液果は直径約1cm の球形で熟すと黒くなる。生薬名 宝鐸草毒 性 食べると嘔吐や下痢を引き起こし、場合によると心臓の機能に障害を起こすことがある。悪臭があり食用にはならない。和名 宝鐸草分布 日本各地生育地 山地の林の中有毒部位 若苗花期 春(4~5月)開花期全 草若 苗フジウツギ科フサフジウツキBuddleja davidii Franch.イヌサフラン科ホウチャクソウDisporum sessile D.Don ex Schult.et Schult.f.有毒部位有毒部位