ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論カカノコソウ特 徴 山地に希に自生する多年草で草丈は40 ~ 80cm になる。地下の根茎から走出枝を出して繁殖する。根茎は太さ約1cm で長さ約20cmの細根を多数つける。葉は対生し羽状に全裂し、葉縁には粗い鋸歯がある。花期には茎頂に散房花序をつけ淡紅色の花を多数つける。生薬名 吉キッ草ソウ根コン(根と根茎 局※)効 用 鎮静薬としてヒステリー、神経過敏、心臓神経症等に用いる。1回量5g を煎じて1日3回服用する。チンキ剤は1回量2mL を服用する。調製法 秋に地上部が黄変したら掘りとって、水洗後、乾燥する。カノコソウチンキをつくる。※ 【日局】 本品はカノコソウValeriana fauriei Briquet(Valerianaceae)の根及び根茎である。利用部位根 根 茎和名 鹿子草分布 日本各地生育地 山地の湿った草地薬用部位 根と根茎花期 初夏(5~7月)カノコソウの生薬カノコソウスイカズラ科カノコソウValeriana fauriei Briq.畑での栽培