ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
アアカマツ〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論オオニユリ特 徴 古い時代に伝来したものが栽培中に逸出して野生化したものと考えられる。多年草で茎は高さ1~ 1.5cm になり、暗紫色の斑点がある。葉は互生し、葉柄のない披針形~広披針形の葉を密につける。葉の基部に黒紫色の珠むか芽ごができる。花期には、茎の上部に橙赤色で濃い色の斑点をもつ大型の花を多数つける。生薬名 百ビャク合ゴウ(鱗茎 局※)効 用 漢方処方用薬で、消炎・強壮・滋潤・清熱・益気作用があり、精神不安・ノイローゼ・気管支炎などを改善する目的で辛夷清肺湯などに処方される。調製法 秋~冬に鱗茎を掘り採り、水洗後、鱗片葉を分離して沸騰水に浸すか、わずかに蒸した後に焙あぶって乾燥させる。※ 【日局】 百合 本品はオニユリLilium lancifolium Thunberg、ハカタユリLilium brownii F. E. Brown var. colchesteri Wilson、Lilium brownii F. E.Brown 又はLilium pumilum De Candolle(Liliaceae)のりん片葉を、通例、蒸したものである。利用部位鱗 茎和名 鬼百合分布 中国原産とされる。生育地 観賞用や鱗茎の食用目的として栽培される。薬用部位 鱗茎花期 夏( 7~8月)オニユリの生薬むかご開花期ユリ科オニユリLilium lancifolium Thunb.