ブックタイトル青葉山植物図鑑

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概要

青葉山植物図鑑

はじめに町の位置・地勢について 高浜町は福井県の最西端に位置し、青葉山(別名・若狭富士)を境にして京都府舞鶴市などと接している。また、北陸地方の最西端の市町村でもある。 高浜町の属する大飯郡は若狭(若狭地方)の西部に位置する地域である。 日本海(若狭湾)に面し、大島半島と音海半島の間には、日本の夕陽百選にも選定されている若狭和田海水浴場は快水浴場百選にも選定されている海水浴場であり、夏期には多くの海水浴客が訪れる。また音海半島と大浦半島では若狭湾のリアス式海岸が楽しめる。 現在、青葉山麓には多数の山野草が自生しており、オオキンレイカを含む621種類の植物が確認されております。この621種類のうち、国のレッドデータブックに指定されている種が16種と多く、地域資源の保全活動が必要と考えております。中でもオオキンレイカは「絶滅危惧Ⅰ種B類」に指定されており、学術的にも貴重な種と受け取っています。これら地域資源の活用・保全のため、平成25年に有識者・地元農業者からなる青葉山麓研究所が設置され、様々な活動を行っております。活動については、粟野議員にもご参加いただきました東京生薬協会による薬草栽培指導で、薬草の試験栽培や希少植物の移植、オオキンレイカの里親制度等が挙げられます。高浜町としましても、まちづくり課と教育委員会が連携し、これら活動を通して、地域への意識を高め地域資源の保全に鳥獣害対策を含め、時間をかけて前向きに取り組んでまいります。