ブックタイトル青葉山植物図鑑
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青葉山植物図鑑
〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論アアサガオ特 徴 つる性の一年草。古い時代(奈良朝~平安時代)に薬用を目的で渡来した。江戸時代になると、観賞用の栽培がにわかに盛んになり、品種改良の結果、大輪咲きや花弁の色がさまざまな園芸品種が作られた。山上憶良が詠んだ有名な秋の七草の歌の中に、朝顔の花が出てくるが、これはここで説明するアサガオではなく、キキョウのことを指す。生薬名 牽ケン牛ゴ子シ(種子 局※)効 用 峻下剤として便秘症に用いる。種子を粉末にして1日量0.5 ~1.5g(1回量0.2 ~ 0.5g)を服用する。有効成分のファルビチンには強力な下剤の作用があるので絶対に量を越さないこと。また、妊婦は使用不可。調製法 9~ 11 月頃熟した種子を採取し、選別して乾燥する。※ 【日局】 牽牛子 本品はアサガオPharbitis nil Choisy(Convolvulaceae)の種子である。利用部位種 子和名 朝顔分布 熱帯アジア原産生育地 観賞用に栽培され、又荒れ地などに野生化する。薬用部位 種子花期 夏アサガオの生薬アサガオマルバアサガオヒルガオ科アサガオIpomoea nil (L.) Roth