ブックタイトル青葉山植物図鑑
- ページ
- 12/268
このページは 青葉山植物図鑑 の電子ブックに掲載されている12ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 青葉山植物図鑑 の電子ブックに掲載されている12ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
青葉山植物図鑑
〈日本薬局方収載植物〉高浜町の薬草各論アアカメガシワ特 徴 落葉高木で樹高は10 ~ 15m になる。成長は非常に早く、特に伐採跡などの2次林に多く自生する。葉は紅褐色の長い柄のある菱形状卵形で、深くまたは浅く尖裂する。両面には星状毛が散生する。新芽は赤い星状毛が密生し美しい。雌雄異株。花期には枝先の円錐花序をつくり、花弁の無い小さな花を多数つける。生薬名 将しょう軍ぐん木ぼく皮ひ(樹皮 局※)効 用 成分のベルゲニンには胃液分泌抑制作用と抗腫瘍作用が認められ、抗腫瘍薬として胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃腸疾患などに用いられる。1日量5~ 10g を煎じて3回に分けて服用する。調製法 樹皮のはがれやすい初夏に、主として太い枝の皮を採取し乾燥する。※ 【日局】 本品はアカメガシワMallotus japonicus MuellerArgoviensis(Euphorbiaceae)の樹皮である。利用部位樹 皮和名 赤芽槲、赤芽柏分布 秋田県以西、四国、九州生育地 雑木林や河川敷など薬用部位 樹皮花期 夏(6~7月)アカメガシワの生薬葉の状態雄株の花トウダイグサ科アカメガシワMallotus japonicus (L.f.) Mull.Arg.